海外旅行傷害保険に節約してお得に加入するための方法を紹介する前に、簡単に海外旅行保険の基礎知識をおさらいしておきましょう。
海外旅行傷害保険用語
多くの人が利用する主要な補償について取り上げてみました。
海外旅行傷害保険がカバーするおもな補償 | |
傷害治療費用 | ケガをした場合に医師の治療を受けた費用を補償 |
疾病治療費用 | 旅行期間または終了後48時間以内に発病し、 かつ医師の治療を開始した場合に治療費を補償 |
傷害死亡・ 後遺障害 |
ケガがもとで死亡したり後遺症が残った場合に支払われる |
疾病死亡 | 病気が原因で死亡した場合に支払われる |
賠償責任 | 誤って他人にケガをさせたり物品を壊した場合の賠償金を補償 |
救援者費用 | 長期入院するなどで、親族らが現地に向かう際の交通費・滞在費 を補償。 一般的に、遺体の輸送費も対象になります。 |
携行品損害 | 所持品を盗まれたり壊された場合に損害額を補償 現金・クレジットカード・コンタクトレンズなど除外あり 紛失は対象外 |
航空機寄託手荷物 遅延費用 |
機内預け荷物が届かず、身の回り品などを購入した場合の 費用を補償 |
航空機遅延費用 | 航空機が遅延・欠航して代替機を利用できない場合の宿泊費や 飲食費などを補償 |
※各保険会社、クレジットカード会社によって異なる部分がありますので、
必ず、ご自分でもパンフレット・約款などを確認されるようお願いします。
重視すべき補償
うえに挙げた補償のうち重視すべきものは、傷害および疾病の治療費用の補償です(場所によっては救援者費用も)。
損害保険会社の中にはやたらに高額の死亡保障をセットしたり、死亡保障の充実を宣伝する海外旅行傷害保険があります。
しかし、死亡時の保障は一般の生命保険で考えるべきことで、海外旅行だけを特別に考える必要はありません(表にもあるように遺体の輸送などは救援者費用補償の問題です。)。
むしろ私は、死亡保障はなくてもいいくらいだと考えています。
実際に最近は、保険会社の中にも死亡保障をセットからはずすことのできる保険を販売するところも出てきました。
よって、ネット保険などを利用するときも、カード付帯保険を比較するときも、傷害および疾病の治療補償を中心に考えることをおすすめします。
また治療費用は各500万〜1000万円を確保できるようにしておくことをおすすめします。
年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカード ≫≫≫
このカテゴリーでは、
海外旅行傷害保険について
海外旅行傷害保険の基礎知識
を紹介しています。『無料で海外旅行傷害保険に加入する方法』は、こちら ≫≫≫